W-asiのアメプロおぼえがき

AEWのせいで15年ぶりにアメプロ沼落ちしたオタクのブログです

ファンアートとカルチャーギャップと無断転載

私は絵を描くオタクである。

以前は同人活動もしていたし(無謀にも日本語版が出ていない漫画の二次創作をしていた)、10年ほど前はpixivでうちはサスケのなりきりでNARUTO疾風伝の毎話レビューをやるという訳のわからない連載のようなものをやっていた。

そんなわけでAEWを見るようになってから絵を描くオタクの気質としてAEWファンアートをTwitterに上げるようになったのだが、そこで気づいたのは「日本と英語圏ではファンアートの捉え方が違う」ということである。

最初に上げたのが以前の記事にも上げたコレだったのだが、志田さんからリツイートを頂いたことによって海外のAEWファンからドカドカとお褒めの言葉を頂き、挙げ句の果てには頼んでもいないのに描かれたレスラーに@をつけて投げつけるAEWファンまで現れた。

これは日本では考えられないことである。

というのも、日本では「オタクは公式と距離を取って隠れるべき」という暗黙のルールがある。二次創作は公式(本人や原作者など)の著作権・肖像権を侵害しているのだから、ファン同士での楽しみに留めるべきであるという考えである。特に「ナマモノ」といわれる芸能人ジャンルはナーバスな界隈で、よくわからないローカルルールのおかげでしょっちゅう炎上が起きている。

が、英語圏(北米?)はそうではない。「ファンアートは本人に見せてナンボ」の扱いで、描かれた本人が気に入れば公式SNSにアップされたり、AEWではファンアートが公式Tシャツに採用されたりしている。ファンと公式の距離がえらく近いのだ。しかもファンが作った非公式グッズをレスラーが身につけていることも珍しくない。

うーん、そういうもんなのか…じゃあ本人に投げつけないとな…と、私も何度か@を付けて投稿したこともあるのだが、これはこれでだいたい無反応であり結構シンドイものがある(メンタルが豆腐)。まあ、レスラーだって大勢のフォロワーがいるわけで、全部の@をいちいちチェックするのも面倒だから仕方がない。

 

作戦を変えなければいけない。わざと本人に見えそうなところに置いておく必要がある。

そこで目を付けたのがFULL GEAR終了後のサミー・ゲバラのツイートである。

本人は「クソ面白くねえ!!」と言いつつも、いちいちハッシュタグを作って「構ってくれ」オーラをバリバリ出していたが、これに反応しているオタクはほとんどいなかった。

なのでそっとタグをつけて@はつけずに投稿してみた。

対マット・ハーディー戦でゴミ箱にすっぽり収まったゲバラに感動したので急いで30分ぐらいで描きました。

 やったぜ母ちゃん。

引用RTですらない無断転載とはいえ、いちいち私のアカウント名を記載しているあたりゲバ坊の人柄がわかる。めっちゃいい子やな。

絵は(無断転載先で)バカウケしてガツンガツンといいねが付き、爆笑のリプライが大量にブラ下がっていた。私は承認欲求が満たされ大満足で眠りについた。ありがとうゲバ坊。

が、事件はその翌日に起きた。

なんで3週間前(ル・ディナー・デボネアの直後)に@つけて投稿してガン無視された絵が今になって推しにdisられながら無断転載で引用元表記もなく晒されてるんですか?????

いやまあdisはいいんだよ、MJFはAEWの時子様だから…

画像1

スマホゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ』の財前時子様。たいへんプライドが高く、自分のファンを「豚」と罵るドSの女王様アイドル。顔芸はしない。なお私は西園寺琴歌Pです。

ゲバ坊の絵で台湾のAEWファン(アンチMJF?)からリプライが来たので、でもミュージカルは楽しかったっスよ~のつもりで、あの絵をつけて返事したらMJFのファンアカウントからいいねが来た…ところまでは把握しているのだが、MJFが何をどうしてあの絵を拾ってきたのか皆目見当がつかないのである。おめえの情報網どうなってんだ!!怖いわ!!

しかも私がMJFの投稿に気づく前に例のファンアカウントのほうがMJFを説教していた。MJFのファンってママみたいだな…

皆さん、ファンアートは用法、用量を守って楽しく嗜みましょう。死にます。

 

まあ今後も描くけどね???

 

pilotworks.booth.pm

あ、boothでステーキディナーアクスタ売ってます。よろ。(単価めちゃくちゃ高いのに1個売れました。ありがとうございます🙏)

 

余談

海外のMJFファンはLGBT系が多いらしくて「ほ…ほおーん…」てなりました。MJFに限らず筋肉質のレスラーのファンにはソッチ系の人が多いみたいです。私がWWEにハマってた10ン年前はゲイ・ギミックはあってもBL同人とかは見た覚えがなかったのでちょっと新鮮でした。(私がWWEから離れた後にWWE同人がちょっと流行ったらしいですが)

英語圏のオタクはいいねは付けてもRTはあんまりしないということに今回の件で気づきました。インフルエンサーが拡散してもそこ止まりなんですね。RT大好きすぎる日本人、ツイ廃率が高い理由がわかったような気がします。